「君がほしい(ちょっと待ってください) ～Sheʼs so heavy～」

名作『愛駅』に続く第2弾。根本敬が黒い煙から発する「ディープ歌謡＋韓国ロック＋甘茶ソウル」の極上トライアングル！
まさか、まさかのBLACK SMOKER RECORDSから、根本敬のミックスCD第２弾。
今回はどこからどう聴いても甘く切ない、ときに塩辛い、ときにニヤけ が走る、まさに全身全霊で脳に直接響く愛まみれのソウルフルなミックスCD。
甘茶USソウルの極上ストリングスも、東アジアひとっ飛びな歌謡/レア・グルーヴも、テッキーな廃盤歌手もムード歌謡もみな違って同じなひとつの閉じない夢うつつの現実。
クロスオーヴァーしていく音の間に、この世で繰り広げられる人生の葛藤を、そして楽しみを、悲しみもある。
今回も根本氏のサーヴィス精神が見事に発露した“全部入り”のミックス。
２度あることは３度あるかもしれない。(河村祐介)

≪根本敬（ねもとたかし/ねもとけい）≫
1958年東京生まれ。東洋大学文学部中国哲学科中退。

『ガロ』1981年9月号「青春むせび泣き」にて漫画家デビュー。

活動の場は多岐に渡り、かつての『平凡パンチ』から『月刊現代』、進研ゼミの学習誌からエロ本まで。
自称・特殊漫画家。他にイラストレーション（しばしば便所の落書きと形容されるドギツク汚らしい）、文筆、映像、講演、装幀等頼まれた仕事は原則的に断らない。

主著に『生きる』『因果鉄道の旅』他多数。