【MIX CD】

PIMP & KILLA

[ Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho & KILLA TURNER/B.D. ]

PIMP & KILLA

Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho

&

KILLA TURNER/B.D.

\1,500+税

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【 MIX CD 】

「Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho & KILLA TURNER/B.D. / PIMP & KILLA」

VINYL PIMPことMr.Itagaki a.k.a. Ita-choとKILLA TURNER /B.D.によるスプリットMIXCDが登場!

 

「DIG」って単語を頭の中でつぶやいたことは数え切れないくらいある。買ったレコードをスーパーの袋に入れて渡されるリサイクルショップに並ぶ中身の違うレコード。古書の中にそびえ立つ山々が持つ誰も知らない登頂の記録。挑んだものが知る意味。天と地だけではない。模様が見える位置から書いた地層図には書かれていない形や色。頂を目指すルートは真っ直ぐで屈強な道に見える。今もそこには数多くの人影が見える。キャンプを越える度にパーティーが変わっていく。遠くから景色を見ている、振り返らない点を見る点もかつていた場所が視点の先にはあった。登る黒点が次に掴むスポットが新たな線を描き始める。それはとてもいびつで美しい。どこかから聞こえる「今はあのルートがいいって。独り言なのに大きな声で。なんだか騒がしくなってきた。何回かあったことだと思う。横を見ることはない。何かが落ちた音が聞こえる。何かが肩に当たって反射的に掴む。さっきまでリビングで飾られてた皿。偶然反射した光はあの二つの点を綺麗に照らしていた。PIMPとKILLA。数字がつくくらい普遍的で最高の言葉はあの線より高い所には二つしかない。ここから見てる人達の会話から漏れてくる「和物」や「45」という単語は今見えてるあの場所にはないんだろうな。直接見ることの出来ない光への憧れと嫉妬。反射した光が交差して通った時、それらは聞こえなくなった。「はっ」として頭を振る。目の前に本棚とレコード棚。アンプにスピーカーが見える。CDプレーヤーが回ってる。ミキサーの電源は付いている。

 

けれど、ターンテーブルに光は灯っていない。お湯を沸かし、マグカップに注ぎ考える。本当はあのレコード屋にいたんじゃないか?あの店の上のクラブにいたんじゃないか? マグカップの中で開く香りが教えてくれる。このMIXは今、並べた言葉を肯定してくれる。「DIG」っていう言葉は廃れない。普遍的で「最高」の景色はどこから見ても「最高」だということ。見方によっては「最高」って言葉をもってしても伝えられない景色が人知れず存在すること。それを見た人達がいること。何も言わずそれを見せてくれるあの「頂き」を目指す人達が作ったものがここにある。再生すれば、360°Cとは言わないけれどそれを見ることができるものがここにある。大げさな話じゃない。「急ぐと山が逃げる。」急いでたら見えない景色。いつも通りってスルーした箱の中で静かに燃える炎。平日に夜や朝の意味を教えてくれるレコード。続いてく景色。何回もDJにアンコールして帰った昼に目が覚めて、かけたレコードがまた、あそこに行こうって言ってる。彼らが「DIG」ったレコードは今も回っている。(WDsounds澤田)

 

≪PROFILE : Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho / THE VINYL PIMP≫
digger producer,beatmaker dj,vinyl dealer,vintage blaxploitaition & vintage kung fu poster dealer。

ヒップホップのレコードを世界一売った店の元バイヤーとして100タイトルを越えるエクスクルーシブ盤の制作や、クラシックタイトルの再発などの仕事で評価を受ける、海外買い付けでもアメリカ、ヨーロッパなどで掘りまくるハードディガー。

数多くのジャパニーズヒップホップ作品のプロデュースワークでも知られる。

DJプレイでは各地にて黒いバイブスに裏付けされた幅広いジャンルの選曲で玄人筋から評価得てる 06年のオリジナルアルバムに続き、09年にビクターエンターテインメントよりリリースされた"P&P records"音源を使ったオフィシャルMIX CDはUKチャートでNO.1を獲得した。

作品のジャケットデザインを始めアパレルブランドのアートワークディレクションもこなす元調理師でK.O.D.P.のメンバー。

 

≪PROFILE : B.D. / KILLA TURNER≫
10代よりソロとしてそのキャリアをスタートさせる。その後、東京の歴史に残るHARD CORE HIP HOPグループであるTHE BROBUSを結成し、2枚のアルバムをリリース。

解散後もソロとしてその歩みを続ける。現在は廃盤となっている「THE GENESIS」をリリース。

そして、変態キャンペーンを合言葉に全国にその遺伝子を撒き散らし、仲間のアーティストを覚醒させた「THE SEXORCIST」。NIPPSと共に、SPERB & VIKNと共にTETRAD THE GANG OF FOURとして2枚のアルバムをリリース。(2017年の始まりからTETRAD THE GANG OF FOURはまた不穏に動き出している。)ソロとしはP-VINEより「ILLSON」をリリース、ユニバーサルミュージックより「BALANCE」をリリース。この二枚はB.D.の持つ様々な面を、B.D.の視る世界の形や色を、それぞれに相応しい形で聴かせてくれる。

2016年にBACK CHANNELよりBOXセットでリリースしたMr.Itagaki a.k.a.Ita-choとの共作「BORDER」は美学が詰まっている。B.D.が作品から漂わせる香りは、また次の場面へ期待させてくれる。

KILLA TURNERとしてDJとして各地各所で、誰かの家や車で自然に流れるMIXされた音楽。

特別な意味はあるけど、日常。日常だけれど、それは特別な景色。いつか憧れた景色を360度みまわしてるような空間。KILLA TURNERがかけるVINYLは、ボルヘスが書いた図書館の景色のように教えてくれる「REPRESENT」の意味を。空間を。

B.D. / KILLA TURNERの音楽は、街と歴史を想わせてくれる。

 


 


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